FC2ブログ
〜揺られ揺られる、日々の思いを、君へ、あなたへ〜

-決定的なこと-

0 Comments
健太郎
世の中には、決定的なことが、たまにある。

例えば、わたしは、ボール投げが常に下から1番目で、物心ついてしばらくした頃に、もはや野球を楽しめる人生ではないのだな、と悟りました。

ただ、思春期になり、やれバンドだ何だと周りが騒ぎ始めた頃に、それまでの十何年を振り返り、手先は器用だし、絵は得意だし、ピアノを習っていたし、ギターやベースは間違いなく弾けるようになる、と悟り、何とか両親を説得することを決めました。

そして、またこれは数年前の話、ドストエフスキーやサリンジャーのしち面倒くさい文体を、何度も確かめているうちに、このしち面倒くさい性質、この文学者の胡散臭い粘着質、これこそが、わたしの性質の真骨頂ではないか、そう悟り、手探りのなか小説を書き始めました。

そういう風にして、やはり、人には決定的に、向き不向きがあると思うのです。

わたしは、人の血を見れないので、そういう仕事には就けないですし、すぐに手に汗握る臆病者なので、危険と隣り合わせの仕事にも就けないと思います。

だけども、死にかけていても音を作れるし、瀕死の状態でも本を書けます。

これはもう、決定的な向き不向きだと思うのです。

だから、きっとそんな向き不向きは、大事にしていけたらいいね、と自分にも、周りの人にも、そう伝えていけたらなと思います。

それでは、また好き日に。
スポンサーサイト



健太郎
Posted by健太郎

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply