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〜揺られ揺られる、日々の思いを、君へ、あなたへ〜

-涙-

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健太郎
数年前に、舞台を観て泣きそうになった。

今年もぎりぎりで涙を堪えた。

そのシーンは、どちらも、自分の本当の感情を暗に示さないシーン。

私の普段、暗に黙していることに重なると、ただ涙が溢れそうになる。

そして、昨年くらいにセザンヌの映画でも涙を堪えた。

セザンヌの堪え続けた生涯の中で、亡きあとに、その作品は認められた、というラストシーンのその後の語りのエピローグ。

才能あるよね、と10代の頃から、あらゆる人にずっと言われ続けて、それでも40才を迎えようとしても未だ、日の当たる成功には手の届かない人生。

それは、人が思うより、ずっと苦しい。

才能ないんだから、諦めなよ。

そう言われた方が、もしかしたら、すっきりできるのかもしれない。

人によっては、才能を活かすことができない人間、という見下し方をする。

それでも、陰で言われるだけだから、言い返すこともできない。

すべての人がすべてのことを、陰でしか言わない、言えない。

だから、言い返す機会は、話し合う機会は、私には始めから与えられていない。

結果で示すしかない。

それ以外の方法はない。

もういいよ、もう充分頑張ってるよ。

そんなもの私は望んでいないから、大丈夫。

もしかしたら、そう言ってくれる、思ってくれる、やさしい人もいるかもしれない。

それなのに、また手を伸ばしてしまう。

あと少し、あと少しで、届くから。

もう、あと少しで、届きそうな手応えがあるから。

もう少し、見守っていてくれたら、嬉しいな。

それではね、おやすみなさい。



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健太郎
Posted by健太郎

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